そもそも水って?
「水」は知られているようで知られていない。私たちは「水」を知っているようで知らない。
固体・液体・気体の3状態の中でもっとも情報量が少ないのは実は液体。水は液体ですね。
研究室でも液体の情報量は少ない少ないと嘆くほどです。
市販のミネラルウォーターを比較する際、あなたはこんな事を言っていませんか?
・粒子が細かい水
・クラスターが小さい水
・改質された水
・改良された水
・水の質が良い/悪い
・マイナスイオンがいっぱいの水
・パワーアップした水
・エネルギーがいっぱいの水
これらの表現はすべて誤りです。水は水ですので、改質も改良もありません。粒子が細かいという表現はいささか無理があります。水ですので。クラスターが小さいうんぬんはよく聞くのですが、仮にクラスターが小さくなったとしても存在できる時間はとっても短いです。維持することは不可能です。この世界では1秒はとても長い時間ですので容器に入れて販売することすらできません。
マイナスイオンがいっぱいの水ってマイナスイオンはいったい何を指しているのか?OH-を指しているのかな?理解に苦しみます。パワーアップした水もエネルギーがいっぱいの水もありません。存在しません。悪質業者に騙されないようご注意ください。
「水の質が良い/悪い」も水のことをよく知っている方にとってはお腹を抱えて笑ってしまう発言・表現です。
では一体どのように表現すれば良いのか?
前に水は水と書きました。この認識が無いので悪質な広告表現がまかり通っている&みんな信じてしまうのです。ミネラルウォーターは水ではなく水溶液です。なので「水」を「ミネラルウォーター」に置き換えて表現・発言すれば言葉の上ではだいたい解決します。
浸透性の高い水
「浸透力が違う」とか、「粒子が細かいから浸透性が良い」という表現・広告を見たり聞いたりしたことはありますか?水に界面活性剤などの薬剤を投じれば起こり得ることですが、それを飲むのですか?
「浸透性が良いからお茶の出が良い」なども同じ仲間です。基本的に水はpHが高ければそのような現象が起きます。アルカリ側の水と酸性側の水でお茶をたててみてください。その差がはっきりとわかります。
